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松茸の生える場所や条件は?見つけ方のコツを解説!

秋は美味しい食材が豊富な季節ですよね。

中でも「秋の味覚の王様」ともいわれる松茸を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

高価なのでなかなか気軽に手が出ませんが、昔は庶民でも食べられるほど平凡なきのこだったようですよ。

ところで松茸がどこに生えるか知っていますか?

山へ行けばいくらでも生えているわけではないんです!

そこで、松茸が生えるところや生える条件、松茸の探し方についてお話します。

 

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松茸の生える場所はどこ?

松茸は主に樹齢25年くらいのアカマツの木の周りに生えます

アカマツの根に松茸の菌が付着して成長していくのですが、黒松やカラマツ、エゾマツなどの木に生えることもあります。

まれに他の木の根元に生えることもあるのですが、その場合も松の根が通っているためです。

 

松茸が生えている場所は次のとおりです。

  • 松が密集している林
  • やせている土地
  • 日当たりが良い場所
  • 水はけが良い場所
  • 風通しが良い場所
  • 落ち葉が溜まりにくい急斜面

落ち葉が積もって腐葉土になると他の菌が強くなり、松茸菌は消えてしまうのだとか。

松茸はデリケートなんですね。

なんとなく、きのこだから日陰のジメーっとした場所に生えてそうなイメージでした。

 

昔は常に人が山に入って燃料となる落ち葉や枯れ枝などを集めていたことにより、松茸の生えやすい環境が自然と作られていました。

そのため松茸もいたるところにあったんですって。

今は山の手入れをする人も減り、山が荒れているので昔ほど松茸も生えなくなっています。

なので数本ほどしか採れず、高級な食材になっているのです。

松茸が生えている場所は家族にさえ教えることはないのだとか。
それほど貴重なものなのです。

 

松茸が生えている場所はきちんと管理されています。

どの山にも所有者がいますので、勝手に入って松茸を取ってはいけませんよ!

 

松茸の生える条件とは?

松茸は「シロ」と呼ばれるところにしか生えません。

「シロ」とは簡単にいうと松茸の菌糸が木の根から栄養をもらって繁殖した土壌のことです。

シロが充分に成長していないと松茸は発生せず、その年の気候の影響を受けるため、松茸がよく生える条件としては次のとおりです。

  • 春から夏にかけて降水量が多い年
  • 台風が多い年
  • 9月の残暑が厳しくない年

松茸が育つためには厳しい条件が揃っていないといけません。

しっかり雨が降って、暑い夏が来て、秋になると気温が下がっていく。

当たり前ではありますが、ここ数年は梅雨らしさもなく、残暑が厳しくていつまでも暑いと思ったら急に寒くなったり、四季がない感じがありますよね。

 

松茸を発生させるためにいくら赤松を植えたとしてもいくつもの条件が揃っていないといけないので、松茸が生える環境を人工的に作ることは不可能だといわれています。

人工栽培ができれば、たくさん売れて儲かるんじゃないのー?と思ってしまいますが(笑)

簡単にたくさん松茸が採れるようになったら希少価値もなくなってしまいますからね。

 

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松茸の見つけ方のコツ!

松茸が生える季節は地域によって異なります。

朝晩の気温差があって適度に雨が降る9月中旬以降、土の中の温度が19度以下になると松茸の発生時期です。

最近は温暖化の影響もあって、毎年発生時期が遅くなっているのだとか。

 

ちょうど金木犀(キンモクセイ)の花の香りがする頃に、松茸のシーズンがやってきます。

松茸狩りに出かけましょう!

人の山で勝手に採ってはいけませんよー!

 

シロがあるところに松茸は生えますが、シロは土の中で育っているため上からは見えません。

まず松の木の根周辺を探します。

そして上から見て探すのではなく、なるべく目線を低くして、下から見上げるように探すのがポイント!

歩き回らずにしゃがんで探しましょう。

シロが破壊されると松茸が生えなくなってしまうので、足で踏んだり土を掘り返したりしないように要注意!

松茸を見つけたらそっと近づき、上から手で確認します。

掘るのではなく、手で丁寧に採りましょう。

1本みつけたら近くにも生えている可能性が高いです。

そして2本目をみつけたら、それをつないで円を描いた場所を探してみると他の松茸もみつけやすくなります。

松の根は遠くまで伸びていることがあるので、根元から離れた場所や、松の根が通っている他の木の根元に生えることもあります。

風のない日だと、松茸の強い香りがわかりやすいですよ。

 

松茸の生える場所や条件 まとめ

  • アカマツが密集している林
  • やせている土地
  • 日当たりが良い場所
  • 水はけが良い場所
  • 風通しが良い場所
  • 落ち葉が溜まりにくい急斜面
  • 梅雨にしっかり雨が降る
  • 9月に残暑が厳しくなく気温が下がる

 

松茸が生えているところは管理されているので、誰でも簡単に採ることはできません。

まつたけ狩りができるところへ出かけましょう!

一度でいいから松茸でお腹いっぱいになってみたいと思っています^^

 

松茸の賞味期限がどれぐらいなのかについてはこちらにまとめました。

腐らせてしまわないように、美味しく食べたいですね。

 

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