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シマエナガはなぜ飼えないの?似てる鳥ならペットとして飼育可能?

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生活

シマエナガは、その白くてふわふわの姿で多くの人々を魅了しています。

SNSでの人気も高まっており、多くの方が「こんな可愛い鳥をペットにしたい!」「実際に見てみたい!」と思っていることでしょう。

しかし、シマエナガがどこで観察できるのか、またペットとして飼うことが可能なのかについては、よく知られていないようです。

本記事では、そんなシマエナガについての興味深い情報をご紹介します。

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シマエナガはなぜペットとして飼えないの?

シマエナガは、その愛らしい外見で「雪の妖精」と呼ばれ、SNSでの人気も高まっています。

このまんまるでふわふわの小鳥と一緒に過ごしたいと思う人も少なくありません。

しかし残念ながら、シマエナガはペットとして飼うことはできません。

日本では『鳥獣保護管理法』という法律により、特定の目的を除いて野鳥の捕獲や飼育は禁止されています。

これはシマエナガに限らず、マガモやスズメなど他の野鳥も同様です。

ただし、シマエナガは日本国内に生息しているため、飼育はできなくとも自然の中で観察することは可能ですよ。

シマエナガの可愛らしい姿を楽しむには、自然の中へ出かけてみるのが一番です。

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シマエナガの特徴について徹底調査

シマエナガはスズメ目エナガ科に属する小鳥で、長い尾が特徴的な「エナガ」の一種です。

日本に生息するエナガの中には

  • エナガ
  • シマエナガ
  • チョウセンエナガ
  • キュウシュウエナガ

という四つの亜種が存在します。

この記事では特にシマエナガに焦点を当てて、その魅力や生態について詳しく探っていきます。

シマエナガの体長は?

シマエナガの体長は約14cmで、その半分以上が尾にあたります。

平均的には尾が約8cm、残りの6cmが白くふわふわした顔や胴体です。

体重はたったの8~10gと非常に軽く、日本で2番目に小さい鳥なんですよ。

たとえば、スズメの体重が20g程度であることを考えると、シマエナガの小ささがより際立ちますね。

冬には寒さに対抗するために羽毛に多くの空気を含ませて体を暖かく保つため、冬場に見られるシマエナガはまるで雪だるまのように白くふくらんで見えます。

夏になると保温の必要がなくなるため、シマエナガの体はよりスリムな形に変わりますが、色や模様は変わりません。

シマエナガの生息地と会える場所は?

シマエナガは寒冷地に生息する鳥で、ヨーロッパからシベリアにかけて広範囲に分布しています。

日本では北海道が唯一の生息地です。

シマエナガのは留鳥(りゅうちょう)であり、季節の変わり目に移動することはありません。

※留鳥(りゅうちょう)とは、季節によって移動することなく、ほぼ一年中一定の地域に住む鳥のこと。

 

夏は主に山深い森で過ごし、人里に近い公園や緑豊かなエリアでも観察されます。

しかし夏には高い木の上で過ごすため、見つけるのは難しいです。

シマエナガを見たいなら、冬の北海道がおすすめ。

特に札幌市の旭山記念公園はシマエナガの観察に人気のスポットです。

定期的に観察情報が更新され、冬季には野鳥観察会も開催されますよ。

また、釧路の春採公園もおすすめの場所です。

シマエナガの目撃情報が多く、巣作りや雛の様子も観察できることで知られています。

他の野鳥も多く見られるため、多くの野鳥愛好家が訪れます。

なお、日本の動物園ではシマエナガの飼育が行われていないため、野生のシマエナガを見る機会は貴重ですね。

シマエナガの食べ物は?

シマエナガは雑食性で、食事は昆虫や蜘蛛、アブラムシなどの虫と、樹液や木の実などの植物を主食にしています。

寒い冬の時期には虫や木の芽が少ないため、主に樹液を食べています。

また、親鳥はヒナにアブラムシやアオムシ、ムカデなどの小さな虫を捕食し、餌として与えているんですよ。

シマエナガの性格は?

シマエナガはそのふわふわとした外見から、穏やかでゆったりした性格に見えますが、実際には非常に活発な鳥なんです。

シマエナガは動き回ることで天敵に狙われにくいと考えられており、つねに忙しく行動しています。

さらに縄張りを拡大するために、隣の群れと争っているんです。

シマエナガは外見とは裏腹に、非常にアグレッシブな行動を見せることがあります。

シマエナガの鳴き声は?

シマエナガの鳴き声は、その可愛らしさで特に注目されています。

  • ジュルル、ジュルリ
  • チーチチー
  • ピーピーッ

といった様々な鳴き声が特徴的です。

自然の中でシマエナガを見つける際、このユニークな鳴き声が大きな手がかりになりますよ。

北海道を訪れる前にぜひ動画などでこれらの鳴き声を聞いて、観察の準備をしてみてくださいね。

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シマエナガに似てる鳥はペットとして飼える?

シマエナガはエナガの一種であり、日本に生息するエナガ科の中で独特な外見を持っています。

日本には

  • エナガ
  • シマエナガ
  • チョウセンエナガ
  • キュウシュウエナガ

といった4種のエナガがいますが、シマエナガのみが他の3種と異なる姿をしています。

特に「シマエナガ」と「エナガ」の区別が難しいことがありますので、この2種の違いに焦点を当てて説明しますね。

エナガとシマエナガの見分け方

エナガとシマエナガを見分けるポイントは、まず頭部の色です。

エナガはくちばしの付け根から頭にかけて黒い線がありますが、シマエナガの頭部は完全に白色です。

どちらの体長も約14cmと似ており、体の大きさだけでは区別が難しいです。

さらに、季節による毛の変化が見分けを複雑にしています。

シマエナガは夏になると、冬のモフモフの白い姿から黒い斑点のあるワイルドな姿に変わります。

この変化した姿がエナガに似ているため、夏季は特に見分けが難しくなります。

しかし、この変わり身もシマエナガの魅力の一つです。

冬はふわふわの白い羽毛に覆われたシマエナガが、夏には少し茶色がかった羽毛でスリムな姿を見せ、森へ戻ります。

夏のシマエナガに出会うことは、冬季よりもさらに珍しい体験です。

エナガとシマエナガの生息地とペット飼育の可否

エナガは日本全国の平地から低山地の林に生息し、公園や道端の木の上でも見かけることができます。

一方、シマエナガは北海道にのみ生息しており、特に秋冬の北海道でその姿を見ることができます。

シマエナガの愛らしい姿に魅了される方も多く、ペットとして飼いたいと考える人もいるでしょう。

しかし残念ながらシマエナガは野鳥であるため、家庭での飼育は『鳥獣保護管理法』により禁止されているのです。

この法律は傷ついた野鳥の保護を含め、エナガやシマエナガを含む野鳥の飼育を厳しく制限しています。

したがって、エナガやシマエナガはペットショップでの販売も行われていません。

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シマエナガについてのまとめ

シマエナガがペットとして飼育可能か、またシマエナガに似てる鳥についてお話ししました。

シマエナガやエナガは野鳥のため、残念ながら家庭での飼育はできません。

しかし、その可愛らしい姿は多くの人々を魅了しています。

冬の季節には北海道で本物のシマエナガに出会うチャンスがありますので、一度訪れてみるのもおすすめですよ。

また、SNSではシマエナガの愛らしい動画や目撃情報が数多く共有されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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