メルカリを使っていると、たまに同じ方から複数商品の注文を受けることがありますよね。
そんな時、一緒に商品を送れたら送料も節約できて便利だと思います。
でも、注意しないと想定外に送料がかさむこともあるんですよ。
実は私も以前、まとめ発送を試みたものの、手痛い失敗を経験したことがあります。
このため、メルカリで効率的にまとめ発送を行う方法と、気を付けるべきポイントについて、私の失敗例をもとにご紹介します。
まとめ発送が思わぬ損につながることもあるなんて、ちょっと意外ですよね。
メルカリ使用時のまとめ発送は可能？
メルカリを使っていると、複数商品を一緒に送りたいと考えることがあるかもしれません。
しかし、実際にまとめて発送できるかどうかは、その時々の状況によって変わってきます。
主に、次の3つのパターンです。
- 既に購入された後で、まとめて発送が難しい場合
- 購入が完了した後でも、まとめて発送を行うことが可能な場合
- まとめ買いを希望されるケースと、その対処法
それぞれについて、具体的な方法と注意点を解説します。
購入された後でまとめて発送ができないパターン
匿名配送で安心して使える「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」を利用している場合、購入後に商品をまとめて発送することはできません。
その理由は2つあります。
- 商品ごとにバーコードが発行されるため
各商品に固有のバーコードがあり、それが貼られたシールを配送業者が使うため、一つの箱に複数の商品を入れてもまとめて管理できません。 - メルカリで推奨されていないため
メルカリでは、1回の取引につき1商品を梱包することを推奨しています。もし配送中にトラブルがあった場合、サポートが困難になることが理由です。
シールには商品ごとのQRコードが印刷されており、郵便局やヤマト運輸の営業所で発行されますが、1つの梱包箱に複数のシールを貼ることはできないため、商品ごとに個別に発送する必要があります。
サポートが受けられないリスクを考えると、この方法に従うのが安心ですね。
購入が完了した後でもまとめて発送ができるパターン
メルカリでのお買い物では、メルカリ便以外を利用した場合に限り、複数の商品を一緒に発送することができるケースがあります。
ただし、この方法を選ぶ際には、各商品に対する発送通知を個別に行う必要があります。
さらに、購入者側も受け取った全ての商品について受取通知を行う必要があるため、「商品が全て届いたことを確認したら、受取通知をしてください」と事前に伝えておくと、手続きがスムーズに進むでしょう。
まとめ買いを希望されるパターン
購入前に「まとめ買いしたい」と頼まれたときは、専用ページを作成してセット商品としてまとめれば、まとめて発送が可能です。
ただし、専用ページは口約束に過ぎず、別の購入者が先にその商品を買ってしまうこともあるため、トラブルになりやすい点に注意しましょう。
実際に、私自身が専用ページを作成したにも関わらず、別の方に商品が購入されてしまった経験があります。
しかし、これはルール違反ではありません。
これはメルカリの公式ルールではなく、売り手と買い手の間の非公式な約束に過ぎないからです。
そのため、「専用ページを作成しますが、取り置きを保証するものではありません」と伝えておくと良いでしょう。
また、複数の商品を一括で購入する際には、送料の節約を理由に値引きを求められることがあります。
しかし、商品をまとめることで梱包が大きくなり、結果的に送料が増える場合もあるため、慎重に対応する必要があります。
私も過去に、送料の節約を見込んで不用意に値引きに応じ、損をしたことがあります。
たとえば、個別に送れば3センチ以内に収まるものを、まとめて送ることでサイズや重さが増し、宅急便やゆうパックを利用しなければならなくなる場合などです。
このサイズになると送料が大幅に上がります。
また、メルカリ便でない場合、送る距離によって送料が大きく変わることもあります。
そのため値引きに応じる前に商品の合計金額と送料を計算し、利益が出るか確認したうえで値引きに応じるようにしましょう。
メルカリでの無断まとめ発送は避けましょう
購入者は、送料も考慮した上で商品を購入していることが多いため、送料を節約しようと相手に断りなくまとめて発送するのはやめましょう。
また、購入者が複数の商品を注文しているにも関わらず1つしか届かない場合、混乱やトラブルの原因となります。
さらに購入者が送料を負担する場合、出品者が一部の送料を着服していると捉えられることもあります。
そのため、商品をまとめて発送する際は、必ず出品者と購入者の間でしっかりと話し合い、納得の上で進めることが重要です。
まとめて発送した後の対処法
メルカリのルールを知らないまま、うっかり複数の商品をまとめて発送してしまう人もいます。
このような場合、どのような影響があるのでしょうか。
最も一般的な問題は、送った商品の中の一つだけが取引完了とみなされ、その商品の代金だけが支払われることです。
特に、メルカリ便を使う場合は、各商品に対して指定されたコードを使って個別に送る必要があります。
そのため、一緒に送ってしまった商品は、正しく取引完了として扱われず、その分の代金を受け取れなくなってしまうのです。
メルカリの公式サイトにも、異なる取引の商品を一緒に送ることは控えるようにと明記されており、もし同梱して送ってしまった場合、何かトラブルが起きたときに十分なサポートや補償を受けられない可能性があると警告されています。
安全な取引のためにも、一つ一つの取引を丁寧に、ルールに従って進めることが大切ですね。
勝手に商品を同梱した場合のペナルティについて
勝手に商品をまとめて発送してしまった場合、どうなるのでしょうか？メ
ルカリでは、複数の商品を一緒に送ることは推奨されておらず、このような行為がサポートや補償の対象外になることが明記されています。
しかし、もし同梱してしまった場合の具体的なペナルティについては、詳細がはっきりとは述べられていません。
状況に応じて、メルカリの事務局がどのように対応するかは変わってくるでしょう。
最悪の場合、売上金が支払われないという事態もあり得ますし、規約違反とみなされれば、より重いペナルティが課される可能性も否定できません。
そのため、トラブルを避けるためにも、商品をまとめて送るのは控えることが賢明です。
結局のところ、複数の商品を一緒に発送するのは避けた方が無難だと思われます。
まとめ
メルカリで複数の商品を一緒に送る際は、配送オプションがまとめ発送に対応しているか確認し、相手の了承を得た上でコストがかからないかチェックすることが重要です。
さらに、商品説明に「複数購入希望の場合は事前にメッセージでご連絡ください」という一文を加えると、トラブルを避けやすくなります。
メルカリを使う際は、なるべくコストを抑えてお得に利用したいものですよね。
そのため、複数商品を一緒に送ることを考えているなら、上記のポイントを念頭に置いて上手にまとめ発送を活用してみてくださいね。
それが、より良いメルカリ利用のコツになりますよ。
メルカリでの販売をさらに効果的にするには、売れやすい商品を知ることも大切です。
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