乾電池を使う機会は多いけれど、いざ捨てるとなるとどこに持って行けばいいのか迷うこともありますよね。
実は、乾電池の処分方法は地域や施設によって異なりますし、意外な場所では回収が行われていないことも。
この記事では、コンビニでの回収ができない理由から、乾電池を適切に処分するためのポイントまで詳しく解説します。
さらに、ボタン電池やモバイルバッテリーの処分方法についても触れており、日常生活で困らないための情報が満載です。
これを読めば、もう捨て方で悩むことはありませんよ!
乾電池回収はコンビニでできない!
コンビニは乾電池を回収してくれると思いがちですが、実は回収を行っていませんし、捨てることもできません。
勝手に捨ててしまうと、それは「営業妨害」や「不法投棄」として処罰される可能性があります。
なぜコンビニで乾電池の回収ができないのでしょうか?
コンビニのゴミ箱は、店内で購入した商品や包装紙などを捨てるためのものです。
多くの店舗では「家庭ごみの持ち込み禁止」といった掲示がされています。
たとえば、買い物のついでにペットボトルやポケットティッシュを捨てるくらいであれば、コンビニ側も許容してくれるかもしれません。
ですが、家庭から出たごみを持ち込むのは、店舗の方針に反する行為とみなされることがあります。
つまり、コンビニのゴミ箱はあくまで「店内で購入したもの」を対象としたサービスであり、乾電池の回収には対応していません。
乾電池の正しい処分方法は?
乾電池の処分方法は、「種類」や「地域」によって異なります。
確実に正しい方法を知りたいなら、住んでいる地域の自治体のウェブサイトをチェックするのが一番です。
地域によってルールが違うことがあるので、各自治体の指示に従うのがベストです。
ここでは、乾電池を適切に処分するためのポイントを2つご紹介します。
- 乾電池の両端をテープで覆って電流を遮断してから捨てる
- 正しい分別方法を確認する
それでは、これらのポイントを詳しく見ていきましょう。
両端をテープで覆って電流を遮断してから捨てる
乾電池の両端をテープで覆うことで、電流の流れを止めることができます。
これによって、漏電や液漏れを防ぐことができます。
もしテープを貼らずにそのままゴミ箱に入れると、ゴミ箱内で発火する危険がありますので、必ず両端をテープやガムテープでしっかり覆ってから捨てるようにしましょう。
分別方法を確認する
乾電池の処分には
- 燃やせるごみ
- 燃えないごみ
- 回収ボックス
の3つの方法があります。
どの方法で捨てるべきかは、住んでいる地域のルールによって決まっています。
お住まいの地域の分別ルールを確認して、正しく分別しましょう。
乾電池を回収できるおすすめスポット10選
以前は家電量販店に多くの回収ボックスがありましたが、最近では自治体による回収が進んでいるため、回収ボックスの設置場所は減ってきました。
ここでは、乾電池を実際に回収してくれる場所を10カ所ご紹介します。
- 自治体のゴミステーション
- 多くの地域で月に2回回収されています。
- ヤマダ電機
- 回収ボックスはなし。
- レジのスタッフに頼むと回収してくれます。
- ケーズデンキ
- 回収ボックスの設置は減少。
- レジのスタッフに頼めば回収してもらえます。
- ホームセンター
- 多くの店舗に回収ボックスあり。
- 設置の有無は事前に確認するのがベスト。
- ビッグカメラ
- 回収ボックスを設置している店舗が多い。
- 設置の確認は事前に店舗に問い合わせてください。
- ヨドバシカメラ
- 回収ボックスの設置が減少。
- レジのスタッフに頼むと回収してもらえます。
- Joshin
- 回収ボックスの設置は少なくなっている。
- レジのスタッフにお願いすれば回収してもらえます。
- 図書館
- 多くの図書館に回収ボックスが設置されています。
- 自治体のサイトで設置されている図書館を確認できます。
- 区役所
- 回収ボックスあり。
- 設置場所が限られているため、立地に注意が必要です。
- 地域集会所(活動センター)
- 多くの地域集会所に回収ボックスが設置されています。
自治体が運営しているため利用しやすいです。
このように、お近くの家電量販店やホームセンターでも、お願いすれば乾電池を回収してくれることが多いです。
乾電池をまとめて捨てるときは、ぜひ活用してみてくださいね。
乾電池以外の電池を安全に処分する方法
身近で使う乾電池以外の電池には、以下のようなものがあります。
- ボタン電池
- モバイルバッテリー
- 充電式電池
モバイルバッテリーや充電式電池は、先に紹介した10カ所で処分できます。
しかし、ボタン電池の処分には注意が必要です。
ボタン電池は、地域の指定された回収缶に捨てる必要があります。
設置場所はお住まいの地域で調べることができます。
ボタン電池には水銀が含まれていることがあり、誤って捨てると環境汚染の原因になる可能性があります。
処分する際には、両端をテープで覆ってから捨てるようにしましょう。
まとめ
この記事では、乾電池の回収について詳しく説明しました。
ポイントは以下の通りです。
- コンビニでの回収: コンビニでは乾電池の回収は行っていません。
- 地域による違い: 乾電池の捨て方は、住んでいる地域によって異なります。自治体のルールに従いましょう。
- 電池の回収方法: 一般的な電池は回収ボックスで処分できます。モバイルバッテリーや充電式電池もこれに該当します。
- ボタン電池の処分: ボタン電池は、地域指定の回収缶に捨てる必要があります。水銀を含むことがあるため、適切な処分が求められます。
乾電池は頻繁に使うわけではないものの、使い終わった際にどう処分するかを知っておくことは大切です。
この記事が、乾電池やその他の電池の適切な処分方法を理解する手助けとなれば幸いです。
さらに、ヤマダ電機で乾電池を回収する方法や、もし回収できない場合の処分方法と注意点について知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
>>>ヤマダ電機で乾電池を回収できる種類は?できない時の処分方法と注意点
ヤマダ電機での回収に関する詳細や、回収できない場合の対策について解説しています。
ヤマダ電機を利用する際のポイントや、正しい処分方法を把握しておくことで、より安心して乾電池を処分することができますよ。