豆乳ファンのあなたは、無調整と調製どちらがお好みですか?
調製豆乳は甘くて飲みやすいけど、添加物が気になりますよね。
一方、無調整豆乳は体に優しいイメージがあるけど、味が少しクセがあるかも。
この2つ、意見が分かれがち。
そこで、この記事では「無調整豆乳と調製豆乳の上手な使い分け方」を3つのポイントでご紹介します。
結局のところ、どちらが良いかはシチュエーション次第。
この情報が、あなたの豆乳選びの手助けになれば幸いです。
無調整豆乳と調製豆乳の違いは?
日本の法律では、豆乳の種類について具体的な基準が設けられています。
それによると
- 無調整豆乳:大豆固形分が8%以上含まれるもの。大豆以外のものは加えられていません。
- 調製豆乳:大豆固形分が6%以上。味や風味を良くするために、砂糖や食塩、食用植物油などが加えられています。
「大豆固形分」とは、製品から水分を除いたときの大豆の含有量を示します。
つまり、その豆乳にどれだけ大豆が使われているかを表しています。
調製豆乳は、無調整豆乳と比べて少し濃厚で、豆の香りが強く感じられるのはこの大豆固形分の違いによるものです。
そして、大豆たんぱく質の量は、無調整豆乳の方が多く含まれていると言えます。
無調整豆乳と調製豆乳どう使い分ける?3つのポイント
豆乳を長年愛用している私が教える、「無調整豆乳」と「調製豆乳」の上手な使い分け方についての3つのポイントをご紹介します。
使いやすさ
最初に紹介するのは「使いやすさ」です。
これは完全に、調製豆乳ですね。
その理由は次の2点に集約されます。
- そのままでも美味しく飲める
- 店頭で見かける頻度が高い
調製豆乳には甘味などの味付けがされているため、すぐに美味しく飲めます。
何気なく豆乳を飲みたくなった時、手軽に選べるのはこの調製豆乳です。
また、市販されている豆乳の中では、調製豆乳の方がよく見かけます。
特にコンビニでは調製豆乳はよくありますが、無調整豆乳は稀です。
逆のパターンはほとんど見たことがありませんね。
おいしさ
次に「おいしさ」のポイントをご紹介します。
これには、大きく分けて次の2つの考え方があります。
- すぐに美味しく飲みたい時
- 味にこだわりたい時
最初のケース、つまり「すぐに美味しく飲みたい時」は、味付け済みの調製豆乳が適しています。
先に触れた「1. 使いやすさ」でお話したように、調製豆乳はすでに味がついているためすぐに楽しめます。
それでは、自分だけの最高の味を追い求める場合はどうでしょうか?
「味にこだわりたい時」は、無調整豆乳がおすすめです。
その理由は、無調整豆乳は素材そのものの味を生かせるため、自分好みのフレーバーを加えることができるからです。
たとば、私は甘い豆乳ドリンクを作りたい時には、メープルシロップを加えています。
ハチミツの種類もいくつか保有しており、その日の気分に合わせて選んでいます。
他にも、てんさい糖や黒糖も味のアクセントにぴったりですよ。
塩味が欲しい時は、お気に入りの塩や味噌を使います。
無調整豆乳は大豆だけから作られているので、アレンジの幅は無限大。
味のバリエーションを広げたいなら、間違いなく無調整豆乳を選ぶべきですね!
健康面への配慮
最終ポイントは、「健康面」です。
健康を気遣う方にとって豆乳は人気の選択肢ですね。
健康を優先するなら、「無調整豆乳」がベストです。
無調整豆乳は、大豆のみを原材料としていますが、調製豆乳にはさまざまな成分が加えられています。
具体的には、調製豆乳に含まれる成分は次のようになります。
- 大豆
- 砂糖
- 米油
- 天日塩
- 乳酸カルシウム
- 乳化剤
- 糊料
- 香料
思った以上に多くの成分が含まれていることがわかりますね。
全ての原材料の質を確認するのは難しいため、原材料が大豆のみの無調整豆乳の方が健康には優れていると言えます。
特に原材料の品質が重要な場合、無調整豆乳は化学物質を避けるのに役立ちます。
健康を第一に考えるなら、無調整豆乳が断然おすすめですよ。
最終判断はあなた次第!豆乳の選び方
豆乳の選択は、それぞれ求めることによって異なります。
具体的には以下のようにまとめられます。
- 「サッと飲みたいなら」・・・調製豆乳
- 「開けたての美味しさを求めるなら」・・・調製豆乳
- 「自分好みにカスタマイズしたい」・・・無調整豆乳
- 「健康優先で選ぶなら」・・・無調整豆乳
選択は状況次第で変わります。
しかし、「健康を第一に考える」「自分だけの味を楽しみたい」という方には無調整豆乳がおすすめですよ。
飲みにくさを感じるかもしれませんが、無調整豆乳の美味しい楽しみ方はたくさんあります。
ぜひ試してみてくださいね。